パン屋さんのショーケース+平置き販売台+レジカウンター+跳ね上げ天板

パイン材のオーダー家具製作事例-パン屋さん用ガラスショーケース+平置き販売台+レジ台+跳ね上げ天板です。

店舗家具のオーダー製作事例-005

Item information

パン屋さんの開業に合わせてオーダーいただいた、ガラスショーケースと平置き販売台とレジカウンターと跳ね上げ天板のセットの製作実例です。

壁～壁までが4420ミリのスペースに、ショーケースと平置き販売台と冷ケース（オーナー様手配）とレジカウンターと跳ね上げが横並びで一直線になるようなレイアウトで設置されます。

ショーケースは、店員さん側に引き違いの扉がついていて、さらにLED照明付も付けています。
おいしく作ったパンを、より一層おいしそうにライティングしてくれて、お客様の購買意欲をそそり、売り上げに貢献してくれるのがLED照明の強みで、高価なオプションにはなりますが、売り上げにも影響がでる必須アイテムだと思いますので、可能であるならばLED照明オプションはオーダー時に付けることをお勧めいたします。

平置き販売台は、名物となる明太フランスパンを山積みにして販売するのに使用するそうです。対面販売方式なので、アクリルのパーテーションを設置して、店員さんが取り分けて提供する形になります。

レジカウンターと跳ね上げ天板は、一続きになっていて、レジカウンター900+跳ね上げ天板520用の、を合わせて約1400の作業スペースになります。レジ台兼作業スペースとして十分な広さを確保できていると思います。お店によっては、勝手口がなく、資材の厨房への搬入が店舗経由でしか行えない場合などは、跳ね上げ天板の横幅を600ミリくらいに設定してもいいかもしれません。

跳ね上げ天板については、開放時にレジスターに天板が当たらないようにストッパーを付けて、さらに天板のを閉じる時に、バタン！勢いよくと閉まると事故の元になるということで、ソフトクローズを付けています。通常このような跳ね上げ式の天板はピアノ丁番と呼ばれる長丁番を使用することが多いのですが、背骨というかギボシというか、軸が天板から3～5ｍｍ程度飛び出して、そこに突起ができるのですが、今回は突起が出ないように隠し丁番を使用して天板に突起が出ないようにしました。

レジカウンターは、跳ね上げ天板を開け閉めする際に動くといけないので、現場の床にL金物で固定しています。同時に天板受けの桟木も壁に取り付けています。

冷蔵ケースはオーナー様が手配をしています。

一部現場取り付けが必要になりますので、愛知県から埼玉県まで配送と設置を行いました。

当工房にお問い合わせくださるオーナー様、みなさま予算組を工夫しながらお店作りをしていまして、今回の事例でもバックカウンターをあきらめたり、仕様を工夫したりして価格を調整したりしています。それでもやっぱりこうやって工夫しておそろいの什器が横並びでそろっているのを見ると迫力が全然違いますしお店としてのグレードも数段階高まっていて、そこには投資した以上の価値が生まれます。お店に入った時に、統一されたお揃いの什器が並んでいたら、「うわ～、素敵なお店」ってなりますよね？だからガラスケース以外にもレジ台や作業台も一緒にお揃いでオーダーするのってとても重要な事なんだと思います。