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オイル仕上げのパイン家具をより長くご使用いただくために、定期的なメンテナンスをおすすめします。
ここでは、家具のお手入れについてご説明します。
普段は乾拭きか固く絞った水拭きが基本で、何かをこぼしてしまった時などには、ティッシュやフキンなどでなるべく早くふき取るようにしてください。
固形状の汚れが付いてしまった時には、部分的にぬるま湯などで汚れを浮かし取り、その後乾拭きして水分を取り除いてください。
半年~1年ごとに、定期的にワックス分を補充することで、ツヤと撥水効果をよみがえらせます。
また、ツヤが無くなってきたり、乾燥したような感じになってきた時にも、同じようにワックス分を補充してあげます。
ワックスの補充には、オスモカラーの「ワックスアンドクリーナー」を使用します。
ワックスアンドクリーナーは、表面に付いた汚れを落とし、必要なワックス分を補い、防汚性、撥水性を向上させます。
1m²に小さじ2杯程度を、ウエス(綿布)やスポンジに含ませて薄く塗り広げ、2~3分後に乾いた布(綿がいいです)でふき取り完了です。
ワックスアンドクリーナーの代わりに同色のオスモカラーを塗ってもいいのですが、乾燥に時間がかかるのと、塗り重ねていくほどに色がだんだんと濃くなってしまいます。
乾燥時間を十分確保(1日以上)できるような場合は、オスモカラーノーマルクリアーを使用したメンテナンスもおすすめです。
#80~#240番程度のサンドペーパーでシミ・キズの部分をよく研磨します。
次に研磨した部分に、#150~#240番程度のサンドペーパーに同色のオスモカラーを付け、木目に沿って擦り込み塗りをします。
5~10分程度放置後、ウエス(綿布)で柔らかく拭き取り、そのまま一晩放置します。あまり放置しすぎるとふき取りが困難になりますので注意してください。
色が薄ければウエスに同じ色のオスモカラーを付け、もう一度塗って、5~10分後拭き取ります。
実は、シミやキズの補修はとても大変で、それらを完全に取り払うためにはかなり深くまで木部を削らなければならなかったり、かえって色むらができたり、不自然に目立ってしまう場合があります。
オイル(ワックス)仕上げの家具は、傷やシミは避けらないのですが、使い込んでいくうちに自然な感じでなじんでいき、味わいとなります。それがオイル仕上げの家具ならではの特長であり、良さであります。
当社HP「カントリー家具とは」にも本音を書いていますが、傷やシミなどは気にせずにお客様の好きなように自由にお使いいただいて、定期的に、ワックス分だけ補充してあげてほしいです。
せっかくの木の手触り(オイル仕上げ)なので、それを目いっぱい感じていただきたいと、そう思っています